酔いの夜、昔、晨星落々に想ふ

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博麗神社の鳥居に腰掛け、二人の鬼は酒を酌み交わす。
舞い散る梅の花が杯に落ち、揺れる水面に思い出を映す。
長く生きた分、別れがあった。朋友に再びまみえる時を
夢見ながら、思い出話を酒の肴に、鬼たちは杯を傾ける。

「晨星落落」は「しんせいらくらく」と読む。仲の良い友人が次第にいなくなっていくことを意味する四字熟語。