kokorobeats(K's/Coro)が主宰する日本の同人音楽サークル。読み方は「たまおんせん」。
東方アレンジ音楽の中では、ほとんど唯一無二と言ってもいいほどヒップホップに特化しているのが特徴。
ラップの入る東方アレンジ曲はタイトルに「~feat.●●」と入るのが多い。
なお、このサークルは時期によって作風においてある程度違いがあるため、分けて記載する。
「たまちゃん」(以下たま)と共に2009年に発足。
意外なことにサークル初の東方アレンジCDは2009年3月に例大祭で頒布された「…Beyond the Grand River」という、メタル系サークルのKissing the Mirrorとの合作であったりする。
その後、8月のコミックマーケット76にて、サークル単独の東方アレンジCDとして最初となる「東方流星少女 ~Little Shooting Star~」が頒布された。
第1作からニコニコ動画ではラップにおいて注目されていた「らっぷびと」などをゲストに迎え入れ、クラブミュージック系統のラップ主体のアレンジ曲も手掛けている。
たまがソロで歌うポップロックやバラード系の楽曲は隠れた名曲と言われることも少なくはなく、中にはたまとの組み合わせた混声アレンジ曲も。
ちなみに2010年4月に、インディーズでたまはAkubee.というソロ名義でオリジナルアルバムを手掛けたことがある。
この半年後、Coroからたまへの求婚が成功し翌年1月に挙式、第1子も授かり、順風満帆にサークル活動を進めていった。
ところが2015年12月下旬に、たまが「魂音泉」としての活動を終えることを発表。
Coroの不倫が発覚したことが理由で、Coroは自身が迷惑をかけてしまったことからのけじめも兼ねてか、自ら離婚を持ちかけたことで結婚生活にもピリオドが打たれた。
クラブミュージックのアレンジ要素が強くなり、ボーカルアレンジは以前から男性ラッパーをゲストに迎え入れたラップアレンジ曲は引き続き継続し、その方向性を強くする形で作風が変化した。
生ライブでは、ラッパーのパワフルな声を武器として、CD音源と遜色のない声を披露することから、近作からのファンやクラブイベントに慣れてる勢には多大な人気を博すこととなった。