魔理沙は大変なものを盗んでいきましたやチルノのパーフェクトさんすう教室と同じアレンジャー・歌唱であり、伝説的な電波ソングアレンジ。
魔理沙は大変なものを盗んでいきましたの後に登場したアレンジ曲ではあるが、ちょうどこの頃からサービス・文化が始まったニコニコ動画の黎明期（β時代中期）にあちらと同時に爆発的な人気を呼び、東方ProjectやIOSYSの東方アレンジの存在を知るきっかけになったといっても過言ではない。

このアレンジ曲を収録したのは2016/12頒布の「東方月燈籠」が初めて（で、後に諸事情から収録曲の一部が変更された「東方月燈籠セーフ！」が頒布）。
こちらもFlash動画の全盛期に手掛けられたものであり、このFlashのムービーを手掛けたのは、迷走ポタージュのカギ。
優曇華院の弾幕が座薬に見えるためか、ムービーの内容はそれに関連したネタが多数。
「えーマジ?　イージーモード?」な台詞ネタ、フンドシこーりんや横シューティング、ヤゴコロ、そして音楽ゲームのDance Dance Revolutionを模した画面も。
魔理沙は大変なものを盗んでいきましたに関連タグ「盗んでいきましたシリーズ」があるように、こちらも「狂気の優曇華院シリーズ」のタグの通り、ムービーを元にした数多くのMADが作られ、MAD隆盛期やニコニコ動画の人気を支えた。
後に本家でも、アレンジャーのまろんが元・ホロライブの潤羽るしあを使った音MADを作ったほどだ。

当然のようにカラオケにも収録されているが、魔理沙は大変なものを盗んでいきました以上にサンプリングボイスが多用されていて、実際に歌うのはあちら以上に非常に難易度が高く「歌ってみろ」タグが付くほどからもお察しを。

音楽ゲームには2014年5月にmaimaiへの登場を皮切りに様々な機種へ進出。特にコナミの音楽ゲームはムービーでネタになっているDDRにも2022年に収録が実現し、特にCHALLENGE譜面では該当部分がムービーの内容通りの譜面を実現という、創作内容がまさかの公式化と言ってもいい。